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1歳半の子どもの服を選ぶとき、サイズに迷う方は多いのではないでしょうか?
一般的に服のサイズは80cmが目安ですが、体型や成長具合によって前後します。
新生児用との違いや月齢、体重別の目安を知っておくと選びやすくなりますから、ご参考ください。
成長サインで判断するコツを知ることで、今着せている服が小さくないか不安になることも減るでしょう。
さらに、服だけでなくパンツタイプとテープタイプのオムツ選びでもサイズ感は重要です。
この記事では、保育園用とお出かけ用でサイズ選びを変えるポイントや、長く着られるサイズ選びのコツも解説します。
春夏秋冬の季節ごとのサイズ選びや、成長曲線から見る適正サイズ、サイズアウトしないために親ができる工夫もまとめました。
実際に使った人の口コミも紹介しているので、これから服を購入する方やサイズアップを検討している方にとって、きっと役に立つと思います。
子どもの成長は本当にあっという間ですから、日々快適に過ごせる服を選びたいですね。
1歳半の服のサイズ目安や平均身長体重がわかる
ブランドや海外製品ごとのサイズ感の違いが理解できる
保育園用とお出かけ用で選び方を変えるポイントがわかる
サイズアウトしないための選び方や成長曲線の活用法が学べる
1歳半の服のサイズの平均と目安
・1歳半のサイズは何センチ?
・平均身長・体重の目安
・トップスとボトムスの適正サイズ
・ブランド別サイズ感の違い
・海外サイズを選ぶ時の注意点
1歳半のサイズは何センチ?
1歳半頃の服のサイズは80cmが目安とされていますが、子どもの成長は個人差が大きいため、一概に全員が同じサイズで良いわけではありません。
この時期の子どもは歩くことが安定し始め、走ったりしゃがんだりと活動量が急増する頃です。
サイズに余裕がないと動きにくくなり、ストレスや転倒の原因にもつながります。
一方で、大き過ぎる服も裾を引きずったり、袖が邪魔になったりして危険です。
保育園用の服を選ぶ際には、肩幅や袖丈に余裕がありつつもダボつかないものを選ぶのがオススメ。
例えば身長77cmの子なら80cmが適正ですが、冬場で重ね着する場合や成長を見越して90cmを選ぶ家庭もあります。
ただし、あまり大きめを選び過ぎると、見た目がだらしなくなることもあるので注意が必要です。
また、1歳半の平均身長は男の子で約80cm、女の子で約78cmとされています。
この平均値を参考にしつつも、成長曲線に沿っていれば多少前後しても問題ありません。
通販で購入する際は、レビューやブランドごとのサイズチャートをしっかり確認するようにしましょう。
特に海外ブランドは同じ80cm表記でも、細身だったり丈が長めだったりすることがあり、イメージと違ったという声も少なくありません。
子どもが毎日快適に動けるようにするためには、月齢だけではなく体型や用途も考慮して選ぶことが大切です。
平均身長・体重の目安
1歳半頃の子どもの体重は男の子でおおよそ10.5kg、女の子で9.8kg程度が目安です。
ただ、この数字にとらわれ過ぎないことが重要です。
成長曲線に沿っていれば問題ない場合が多く、たとえ平均より小さくても元気で食欲があれば過度な心配は必要ありません。
一方で、身長や体重が大きめの子は、サイズ選びを誤るとすぐにサイズアウトしてしまうことがあります。
保育園では80cmサイズを基本に準備する家庭が多いですが、85cm以上になると90cmサイズへ切り替えることが一般的です。
このとき、着せてみて肩回りやお腹周りが窮屈でないか、袖や裾が長過ぎないか確認することが大切です。
また、活発に動く時期なので、締め付け感が強い服は避けた方が良いでしょう。
最近はストレッチ素材で作られた服も多く、こうしたアイテムを取り入れると子どもも快適に動けます。
体重が平均以上の子は、ウエストゴムが柔らかいものを選ぶと安心です。
日頃から身長や体重を記録しておくと、季節の変わり目やセール時期に迷わずサイズを選べるため、家計管理にも役立ちます。
トップスとボトムスの適正サイズ
トップスとボトムスの適正サイズは同じ80cm表記でも、ブランドやデザインによって差があるため注意が必要です。
トップスの場合は肩幅や袖丈に少し余裕があり、腕を自由に動かしやすいものがおすすめです。
袖が長過ぎると遊びや食事の際に邪魔になり、引っかけて転ぶ危険性もあります。
一方で、ボトムスはウエスト部分が柔らかいゴム仕様になっていて、しゃがんだり座ったりしてもお腹に食い込まないデザインが良いでしょう。
成長を見越して少し大きめを選ぶことも多いですが、裾が床に着くほど長いものは転倒の原因になるため注意が必要です。
例えば、冬場は裏起毛レギンスなどフィット感のあるボトムスを選ぶと、防寒と動きやすさの両方を叶えられます。
夏場はハーフパンツやショートパンツなど、通気性の良いボトムスを取り入れると、汗をかいても快適に過ごせます。
海外ブランドは細身で丈が長めの傾向があるため注意しましょう(詳細は後述)。
子どもが一日中ご機嫌で過ごせるようにするには、動きやすく着脱しやすい服を選ぶことが大切です。
ブランド別サイズ感の違い
子ども服を選ぶときに悩む一つが、ブランドごとのサイズ感の違いです。
サイズ表記は同じ80cmでも、ブランドによって着丈や身幅、肩幅に差があり、試着なしで購入すると「思ったより小さい」「大き過ぎて袖が長い」など失敗することがあります。
例えば、日本ブランドのミキハウスやファミリアは、日本人の体型に合わせて比較的ゆとりを持たせた作りが特徴です。
特にミキハウスは動きやすさを重視しているため、トップスもボトムスも少しゆったりめに作られています。
一方、プチバトーやZARA KIDSなど海外ブランドは、同じサイズでもややタイトで細身のシルエットが多く、腕回りや胴回りがピッタリしやすいと感じることがあるでしょう。
H&MやGAPは海外ブランドの中でも比較的大きめの作りが多く、丈が長めになる場合があります。
これを理解した上で購入すると、無駄なく長く着せられます。
ただ、海外ブランドは表示サイズが月齢表記や国独自の体系表記となっていることがあり、日本表記に換算する必要がある点に注意しましょう。

日常で動き回る子どもにとって、サイズ感の違いは着心地や安全性に直結するため、事前確認を怠らないことが大切です。
海外サイズを選ぶ時の注意点
海外ブランドの子ども服はデザイン性が高く、個性的なアイテムが多いですが、サイズ選びには注意が必要です。
例えば、アメリカブランドは丈が長めで横幅は比較的タイトな作りが多く、2Tなど独自のサイズ表記を使用しています。
2Tは2歳頃を目安としていますが、日本ブランドの90cmと完全に同じサイズ感ではない事があるため、注意が必要です。
フランスブランドは全体的にスリムで、肩幅や身幅が狭くタイトフィットのものが多いです。
おしゃれに着こなせる反面、活発に動きたい子どもには窮屈さを感じる場合もあるでしょう。
韓国ブランドは日本ブランドと着丈がほぼ同じですが、横幅は小さめで細身シルエットが特徴です。
これらのブランドはサイズ選びを間違えると、せっかくのお気に入りを一度しか着せてあげられないなんてことも…。
購入前には、ブランド公式のサイズチャートを確認することが欠かせません。
通販サイトで購入する際は、身幅・肩幅・袖丈など詳細サイズ表を必ずチェックするようにしましょう。
返品交換が難しいショップもあるため、レビューで「普段80cmでこのブランドはワンサイズアップが良かった」など具体的なコメントを参考にすると失敗が減ります。
サイズ表記だけでなく、国ごとの体型差によるシルエットの違いを理解しておくと、より快適に着られる服を選ぶことができます。
1歳半の服サイズ選びで失敗しない方法
・保育園用とお出かけ用の選び方
・長く着られるサイズ選びのコツ
・季節ごとのサイズ選び
・成長曲線から見る適正サイズ
・サイズアウトしないための工夫
保育園用とお出かけ用の選び方
子ども服を選ぶとき、保育園用とお出かけ用で同じものを揃える方もいますが、実際には使い分けた方が便利です。
まず、保育園用の服は「動きやすさ」「着脱のしやすさ」「汚れても気にならない価格帯」で選ぶのがポイントです。
保育園では1日に何度もお着替えをすることがあり、食事や遊びで汚れることも日常茶飯事。
一例として、保育園用にはプチプラブランドのトップスとボトムスを複数枚用意。
上下合わせて2,000円程度で購入できるものを選ぶと、汚れたときも気楽です。
一方で、お出かけ用の服はデザイン性や写真映えを意識して選ぶ方が多いです。
フリルやボタンなどの装飾が付いた服や、特別感のあるブランドアイテムは、お出かけの際に子どもの気分も上がるでしょう。
ただし、あまりにデザイン性を優先すると、動きにくくなる場合があるため注意が必要です。
例えばスカートにボリュームがあり過ぎると、歩きにくく転倒リスクが増えます。
これを防ぐためにも、お出かけ用でもサイズ感と動きやすさは必ず確認するようにしましょう。
保育園用は洗濯耐久性、お出かけ用はデザイン性と動きやすさ。
このように役割を分けて選ぶことで、朝の支度もスムーズになり、ママとパパの負担軽減にもつながります。
長く着られるサイズ選びのコツ
子ども服は成長とともにすぐサイズアウトしてしまうため、少しでも長く着せたいと思うのが親心です。
ここで重要なのは、ただ大きめサイズを選ぶのではなく「長く着られるサイズ選びのコツ」を押さえることです。
例えばトップスの場合、肩幅や袖丈が少し長くても問題ないアイテムを選ぶと良いでしょう。
袖が長い場合は一時的に折り返して使えば、成長してからも活用できます。
ボトムスは丈が長過ぎると引きずって転倒する恐れがあるため、注意が必要です。
ウエスト部分が総ゴム仕様且つ、内側にサイズ調整紐が付いているデザインなら、成長に合わせて調整できるため長く履くことができます。
また、ストレッチ素材やジャージ素材など伸縮性があるものを選ぶと、体型が変わっても着心地が変わらないため便利です。
海外ブランドを購入する場合は、ワンサイズ上を選ぶと大き過ぎて着られないこともあるので、必ずサイズ表を確認するようにしましょう。
成長スピードには個人差があるため、兄弟姉妹がいる家庭では男女問わず着られる、シンプルデザインを選んでおくとお下がりでも活用できて経済的です。
サイズ選びは親にとって悩みがちなテーマですが、こうした工夫次第で無駄のない子ども服選びが叶います。
季節ごとのサイズ選び
子ども服選びでは季節ごとのサイズ感も重要です。
例えば春や秋は気温差が大きいため、薄手トップスやロンTを中心に選び、重ね着できるサイズ感が便利です。
袖丈が少し長めでも、重ね着すれば問題なく、成長しても春秋で活躍してくれます。
夏は汗をかきやすい季節なので、薄手で通気性の良い素材を選びつつ、少しゆとりのあるサイズを選ぶと風通しが良く快適に過ごせます。
ただし、あまりに大き過ぎると汗を吸わず、体温調節がしにくくなるため注意が必要です。
一方、冬は厚手トップスやアウターを着るため、普段着ているトップスより1サイズ上を選ぶことが多いです。
インナーと合わせても窮屈にならないサイズ感であれば、動きにくさを感じさせません。
また、ボトムスは裏起毛や厚手レギンスなど、冬用素材は伸びにくいものも多いため、着脱しやすいサイズ感を選ぶようにしましょう。
季節ごとに最適なサイズ感を選ぶことで、子どもが一日中快適に過ごせますし、衣替えの時期にも慌てずに済みます。
日々成長する子どもに合わせて、季節と気温、そして動きやすさを総合的に考慮した服選びを心掛けたいところです。
成長曲線から見る適正サイズ
子ども服を選ぶ際、成長曲線を基準にすると無理のないサイズ選びができます。
成長曲線とは、乳幼児健診などで渡される母子手帳に記載されている、子どもの身長や体重の推移を示したグラフのことです。
ここには標準範囲が描かれており、平均的な成長の流れを視覚的に確認できます。
例えば1歳半頃であれば、男の子は約80cm、女の子は約78cmが平均身長とされています。
ただ、曲線の範囲内であれば多少上下しても心配いりません。
健診で成長曲線を見て「標準より少し小さめだけど成長は順調だから、80cmを選んで袖丈は折り返して調節しよう」と冷静に判断し、選ぶ感じで大丈夫です。
成長曲線は縦の身長だけでなく、体重の増加曲線にも注目することが大切です。
体重が平均以上なら、お腹周りに余裕がある服を選ぶと安心です。
日々の成長記録を元にサイズを選べば、着せるたびに「小さいかも…?」と不安になることも少なくなるでしょう。
子どもの成長に寄り添う服選びには、こうした客観的な目安を活用することが役立ちます。
サイズアウトしないための工夫
サイズアウトを防ぐためには、単純に大きめを選ぶのではなく、適正サイズを長く着られるよう工夫する視点が重要です。
例えばトップスであれば、肩幅や身幅に程よく余裕があり、袖丈は折り返して調整できるデザインを選ぶと便利です。
ボトムスの場合、ウエスト部分が総ゴム仕様で、内側に調節紐がついているものだと体型や成長に合わせやすく、長く履けます。
また、季節ごとに素材が変わる服はワンシーズンで終わることも多いため、兄弟姉妹がいる場合は男女兼用デザインを選んでお下がりしやすくするのも一つの方法です。
さらに、ストレッチ素材や伸縮性があるアイテムは、体にフィットしやすく成長しても着心地を損ないません。
通販で購入する際はサイズ表だけでなく、口コミで「普段80cmでこちらは少し大きめだった」といったレビューを確認することも大切です。
これにより無駄な買い直しを防げます。
子ども服は日々の成長に合わせた最適な選択が必要ですが、こうした工夫を取り入れることで、サイズアウトを最小限に抑え、経済的にも育児負担を軽くすることができます。
1歳半の服のサイズポイント【まとめ】
- 1歳半の服サイズは一般的に80cmが目安
- 個人差があり成長曲線で適正を確認する
- 男の子は平均身長80cm体重10.5kg程度
- 女の子は平均身長78cm体重9.8kg程度
- トップスは肩幅と袖丈に余裕が必要
- ボトムスはウエストゴムと丈感を確認する
- ブランドによりサイズ感やシルエットが異なる
- 日本ブランドはゆったり海外ブランドは細身が多い
- アメリカブランドは丈長めで横幅タイトな傾向
- フランスブランドは全体的にスリムシルエット
- 韓国ブランドは横幅小さめで細身が多い
- 保育園用は動きやすく洗濯耐久性が高いものを選ぶ
- お出かけ用はデザイン性と動きやすさを両立する
- 長く着られる服は調節紐や伸縮性素材が便利
- 季節ごとに素材やサイズ感を変えると快適に過ごせる