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赤ちゃんの成長に合わせて、おむつのサイズ選びで悩む方は多いのではないでしょうか。
新生児用からMサイズへ、いつ切り替えたらいいのか?
月齢や体重の目安を見ても、いまいちピンとこないこともありますよね。
実際には体重だけでなく赤ちゃんの動き方やおむつをつけたときの様子など、さまざまな成長のサインを見ながら判断していくことが大切です。
さらにパンツタイプにするかテープタイプを続けるかによっても、赤ちゃんの快適さは大きく変わってきます。
この記事では、Mサイズを使う平均的な期間やLサイズに切り替える目安、動きが活発になってきた時のおむつ選びのポイントを口コミも交えてお伝えします。
また、サイズごとのおむつ代の違いや、切り替え時にあると便利なアイテムについてもまとめました。
読み終えた頃には、きっと赤ちゃんに合うおむつを安心して選べるようになっていることでしょう。
新生児用とMサイズの具体的な違い
月齢・体重や成長サインによる切り替え時期の判断
テープタイプとパンツタイプの使い分け方
サイズ変更時に役立つコストやアイテムの情報
おむつのMサイズはいつから使う?
・新生児用との違いを解説
・月齢、体重別の目安
・成長サインで判断するコツ
・パンツタイプとテープの選び方
・実際に使った人の口コミ紹介
新生児用との違いを解説
おむつのサイズを切り替える時期は、赤ちゃんの成長を実感できる一方で、判断に迷う場面も少なくありません。
特に「新生児用」と「Mサイズ」の違いをきちんと理解しておくことは、スムーズなサイズアップに役立ちます。
まず、新生児用のおむつは、体重3〜5kg程度の赤ちゃんを想定して作られています。
まだ体の動きが少ない時期なのでテープタイプが基本となり、お腹や足まわりがしっかりフィットするように設計されています。
一方、Mサイズは6〜11kgを対象にしており、寝返りやずり這いなど動きが活発になってきた頃にフィットする構造です。
動きに合わせてフィット感をキープできるよう、伸縮性が高い素材が使われていることも特徴です。
また、吸収力にも差があります。
新生児期は排尿回数が非常に多いため、小まめに替えることが前提となっており、吸収量は控えめ。
Mサイズは1回の排尿量が増える時期に対応し、より多くのおしっこをしっかり吸収できるようになっています。
新生児用は小さな体に合わせて平面的でシンプルなつくりですが、Mサイズになると体のカーブに沿う立体的な形状になってきます。
これによって、おむつズレや漏れを防ぎやすくなります。
赤ちゃんの動き方や体格の変化を前提に設計されているのが、新生児用とMサイズの大きな違いです。
どちらが優れているという話ではなく、「今の赤ちゃんにとって、どちらが心地良いか?」を軸に選ぶことがポイントです。
月齢、体重別の目安
おむつのサイズアップを考える際、「月齢」と「体重」は目安としてとても参考になります。
とはいえ、赤ちゃんの発育には個人差があるため、あくまでひとつの指標としてとらえるようにしましょう。
一般的に、Mサイズは生後3ヶ月〜15ヶ月くらいの赤ちゃんに使われることが多いです。
体重で表すと、6kg〜11kg程度が目安とされています。
この時期の赤ちゃんは寝返りを始めたり、手足の動きが活発になったりと、運動量が一気に増えてくる頃。
そうした変化にもMサイズのおむつは対応しやすく設計されています。
ただし、生後3ヶ月の時点で体重が6kgを超えていない赤ちゃんもいますし、1歳前後でも9kgに届かない子も珍しくありません。
そのため、体重だけで判断するのではなく、動きの変化や装着時のフィット感も合わせて確認することが大切です。
中には早産や低体重で生まれた赤ちゃんの場合、月齢と体重のバランスが標準とは異なることもあります。
その場合は、サイズ表記よりも実際の体に合っているかどうかを優先しましょう。
また、Mサイズに切り替えるときは「ちょっと早いかな?」と思う時期でも、試しに1パックだけ購入して使ってみるのがおすすめです。
サイズアップが早過ぎても緩くて漏れてしまうことがありますが、逆に遅過ぎても締めつけやすくなるので、無理のないタイミングで見極めていきたいですね。
成長サインで判断するコツ
おむつのサイズアップは、月齢や体重に加えて「見た目でわかる成長サイン」に注目すると、よりスムーズに判断できます。
サイズが合っていないまま使い続けると、赤ちゃんの快適さが損なわれるだけでなく、肌トラブルや漏れの原因にもなりかねません。
代表的なサインのひとつが「太ももやお腹におむつの跡が残る」ことです。
これはサイズがきつくなってきた証拠で、見た目に赤くくっきり跡が残るようであれば、サイズアップのタイミングを疑いましょう。
次に「おむつのギャザーからうんちがはみ出る」「おしっこが漏れやすくなった」といったトラブルも、サイズが合っていない場合によく起こります。
特に動きが活発になった赤ちゃんにテープタイプを使っていると、ズレやすくなることがあるため注意が必要です。
また、「テープが一番外側でしか留められない」というのも分かりやすい目印です。
適正サイズであれば、テープの留め位置に少し余裕があるのが理想です。
加えて装着した際におへそが完全に見えている場合や、背中側からおむつがズレていると感じる時も、サイズアップを検討して良いタイミングです。
これらのサインは赤ちゃんが言葉で伝えられない分、保護者が日々のおむつ替えで少しずつ感じ取る必要があります。
気付かない内に無理をさせてしまっている場合もあるため、ふとした違和感にも敏感になっておくと安心です。
パンツタイプとテープの選び方
おむつのMサイズには「テープタイプ」と「パンツタイプ」の2種類があり、どちらを選べばいいか悩む保護者は少なくありません。
選び方のポイントは、赤ちゃんの発達段階と生活スタイルにあります。
テープタイプは、ねんね期の赤ちゃんに適しています。
寝たままでも簡単に装着できるため、まだ寝返りをしない頃や動きが少ない赤ちゃんには扱いやすいのが特徴です。
また、パンツタイプよりも価格がやや抑えられていることが多く、経済的にも助かります。
ただし、赤ちゃんが動き回るようになるとテープを留めるのが難しくなり、装着に時間がかかることもあります。
一方、パンツタイプは、寝返り・ハイハイ・つかまり立ちができるようになった赤ちゃんにおすすめです。
動きながらでもスッと履かせやすく、オムツ替えにかかる時間も短縮できます。
ズレにくい設計になっているものが多いため、動きが活発な子にも安心して使えます。
ただ、慣れるまでは履かせるのに少しコツがいる場合もありますし、テープタイプより枚数あたりの単価が高くなる傾向があります。
また、夜間など長時間替えない時間がある場合は、吸収力の高いテープタイプを選ぶ家庭もあります。
逆に、昼間はパンツタイプでさっと履かせたいという声もあり、シーンによって使い分ける家庭も多いです。
赤ちゃんの成長や性格、そして保護者の育児スタイルに合わせて、臨機応変に選ぶことがポイントです。
実際に使った人の口コミ紹介
おむつのサイズや種類を選ぶうえで、他の家庭の体験談は非常に参考になります。
ここでは、Mサイズのおむつを実際に使ったママ・パパたちの声をいくつか紹介します。
まずは、テープタイプからパンツタイプに切り替えたタイミングについて。
「生後6ヶ月で寝返りが活発になり、毎回テープを留めるのが大変になってきたのでパンツタイプに変えました。おむつ替えの時間がぐっと短くなって、ストレスも減りました」
と話すママも。
やはり、赤ちゃんの動きが激しくなる時期がひとつの切り替えポイントのようです。
また、パンツタイプを早めに導入したケースでは、
「最初は足を通すのが難しかったけど、慣れてしまえばむしろ楽。うんち漏れも減って安心して使えるようになりました」
という声もありました。
一方で、テープタイプを長く使っていた家庭からは、
「夜用は吸収力が高いテープにして、昼間だけパンツにしています。状況によって使い分けられるのが便利です」
という実用的な意見も聞かれました。
さらに、メーカー選びについても口コミが分かれます。
「パンパースは薄くて通気性がいい」「ムーニーはふわっとしていて肌触りが優しい」など、赤ちゃんの肌質や好みによって合う合わないがあるようです。
中には「同じMサイズでもメーカーによってフィット感が違う」といった、細かい違いを指摘する声も。
こうした実際の体験は、製品のパッケージだけではわからないリアルな情報が詰まっています。
迷った時には複数の口コミを参考にして、自分と似た状況の家庭の意見に目を向けてみるのもひとつの手です。
おむつMサイズいつまで使える?
・Mサイズの使用期間の平均
・Lサイズへの切り替えサイン
・動き始める時期のポイント
・サイズごとのおむつ代比較
・サイズ切り替えに便利なアイテム
Mサイズの使用期間の平均
Mサイズのおむつは、多くの赤ちゃんが比較的長く使うサイズです。
平均的な使用期間は、生後5〜6ヶ月から1歳半頃まで。
つまり約10ヶ月〜1年程度に渡ります。
体重で言うと6kg〜11kgが対象となっており、この間は体の成長スピードに個人差があるため、使用期間にも幅が出やすくなるためです。
早い赤ちゃんでは、生後4ヶ月頃からMサイズに切り替えることもあります。
特に体格がしっかりしている子や発育の早い子は、Sサイズの上限体重を超えてしまうケースも少なくありません。
反対に細身の赤ちゃんや食が細いタイプの子は、1歳3〜4ヶ月頃までMサイズを使っていたという声も多く聞かれます。
ただし、使用期間を一概に月齢だけで区切るのは難しいところがあります。
赤ちゃんによっては体重が11kg近くになっていても、Mサイズで快適に過ごせている場合もあります。
逆に、10kg未満でも動きが激しくなって漏れが増えてきたら、Lサイズへの移行を考える必要があります。
Mサイズの平均使用期間はある程度の目安にはなりますが、最も重要なのは「今のおむつがきちんとフィットしているか?」を日々観察することです。
サイズ表だけで判断せず、赤ちゃんの様子を見ながら柔軟に対応するのが失敗しない選び方と言えるでしょう。
Lサイズへの切り替えサイン
おむつをLサイズに切り替えるか迷う時は、単にMサイズがきついかどうかだけでなく、サイズアップすることで得られるメリットも確認してみましょう。
例えば、LサイズはMサイズよりも吸収量が多く作られているため、1回あたりのおしっこ量が増えてきた赤ちゃんでも安心して過ごせます。
お昼寝や夜間の長時間使用で、漏れや不快感が減るのは大きな利点です。
また、ウエストや太もも部分のゴムも幅広く余裕があり、装着感が変わります。
Mサイズでは締め付け感が出ていた赤ちゃんでも、Lサイズにすると肌への圧迫が軽減されることがあります。
ただし、サイズアップに伴っておむつ1枚あたりの単価は上がり、1パックに入っている枚数も減るため、コスト面は事前に確認しておきましょう。
もし、まだMサイズでも問題なく過ごせている場合は、おむつの残り枚数と合わせてタイミングを検討するのも一つの方法です。
サイズアップは単なる成長サインだけでなく、赤ちゃんの快適さと家計のバランスを見て判断するようにしましょう。
動き始める時期のポイント
赤ちゃんが寝返りやずり這い、ハイハイなど動き始める時期は、おむつ選びだけでなく生活全体に変化が出るタイミングです。
成長によって行動範囲が広がると、床や家具の衛生面が気になることも増えてきます。
例えばハイハイを始める前に床を掃除したり、よだれや吐き戻しで汚れたマットをこまめに洗う習慣をつけると安心です。
また、この時期は体を沢山動かすことで空腹感が増し、食事や授乳のリズムが変わる子もいます。
すると、おむつ替えのタイミングも自然と変化していくため、生活サイクルを見直す良い機会になります。
動きが活発になると思わぬ隙間に入り込んだり、テーブルの角にぶつかったりすることもあるため、おむつ替え中も目を離さないように注意しましょう。
特にパンツタイプへの切り替えを検討している場合は、履かせる練習を始める良いきっかけにもなります。
動き始める時期はおむつサイズだけでなく、赤ちゃんの生活環境や安全面を見直すタイミングでもあります。
体と心の成長を支える準備をしておくことで、より快適な毎日を過ごせるようになるでしょう。
サイズごとのおむつ代比較
おむつを選ぶうえで、無視できないのが「コスト面」です。
特に長期間使用するMサイズやLサイズは、月々の出費に大きく関わってきます。
サイズによって価格がどう変わるのかを、日常的にかかる費用として把握しておくことは、家計管理のうえでも重要です。
まず、一般的なおむつの価格は「1枚あたりの単価」で見ると、サイズが大きくなるほど上がっていきます。
例えば、同じメーカーの商品であっても、新生児用やSサイズでは1枚あたり15〜18円程度で買えることが多いです。
それがMサイズになると約20円前後、Lサイズでは22〜25円ほどにアップします。
これはおむつの大きさや吸収量が増える分、素材や製造コストが高くなるためです。
さらに、1パックに入っている枚数もサイズが大きくなるにつれて減っていきます。
Mサイズであれば1パックあたり50〜60枚ほどが一般的ですが、Lサイズになると40〜50枚程度になるため、同じペースで使用していてもパックの減りが早く感じられることがあります。
仮にMサイズを1日5枚使った場合、1ヶ月で約150枚。1枚20円で計算すると月3,000円。
これがLサイズで1枚24円になれば、同じ150枚で月3,600円になります。
たった数円の違いでも、年間にすると6,000〜7,000円以上の差になるケースもあります。
そのため、サイズアップは慎重に見極める家庭が多く、「使えるうちはMサイズを長く使いたい」と考えるのも自然な流れです。
ただし、コスト優先でサイズアップを遅らせ過ぎると、漏れや不快感によって赤ちゃんがストレスを感じる可能性もあるため、バランスを見て判断するようにしましょう。
サイズ切り替えに便利なアイテム
おむつのサイズ切り替え時期には、赤ちゃんに合うサイズが見つかるまで試行錯誤がつきものです。
そんな時に役立つ「便利なアイテム」や「サービス」を活用することで、無駄な出費や手間を減らし、スムーズな切り替えがしやすくなります。
まず、おすすめなのが「おむつの試供品」。
多くのメーカーでは公式サイトや育児情報サイトなどで、無料の試供品を配布しており、抽選制や先着制で申し込めます。
試供品は2枚〜数枚入りで、サイズ感や肌ざわりを試すのにぴったりです。
特にMからLサイズへの移行時には、メーカーによって大きさに違いがあるため一度比較してみると安心です。
次に活用したいのが「おむつ比較表」。
最近はSNSや子育て情報サイトなどで、各メーカーのおむつの大きさや厚み、柔らかさを一覧で比較している資料が多く公開されています。
手持ちのものと見比べることで、次に選ぶべきサイズやブランドのヒントが得られることもあります。
また、サイズ切り替えの過渡期に役立つのが「おむつ用補助パッド」です。
たとえば、Mサイズがややきつく感じるけれど、Lサイズだとまだゆるい…という場合には、漏れ防止として吸収パッドを追加することで、快適さを保ちながら使用を続けることができます。
特に夜用や長時間のお出かけの際に活躍します。
最近では「おむつ定期便サービス」も人気です。
サイズ交換保証がついているプランもあり、万が一合わなかった場合でも、未開封なら無料でサイズ変更ができるなど、安心して切り替えられる仕組みが整っています。
こうしたアイテムやサービスを上手く取り入れれば、無駄な出費やストレスを抑えながら、赤ちゃんにぴったりのおむつを選ぶ手助けになります。
おむつMサイズはいつから使う?に関する【まとめ】
- 新生児用とMサイズは対象体重・構造が異なる
- 新生児用は3〜5kg、Mサイズは6〜11kgが目安
- Mサイズは寝返り・ずりばいが始まる時期に合う
- 月齢の目安は生後3〜15ヶ月頃
- 体重だけでなく動きや体型も判断材料となる
- 太ももやお腹に跡が残るのはサイズ切り替えのサイン
- 漏れやギャザーからのはみ出しもサイズ見直しの目安
- テープが外側ギリギリならサイズアップを検討する
- 動きが増えたらパンツタイプの方が扱いやすい
- 夜間は吸収力を重視しテープタイプを選ぶ家庭もある
- パンツとテープをシーンで使い分ける家庭も多い
- Mサイズ使用期間は平均で10ヶ月〜1年ほど
- Lサイズへは装着感や機嫌の変化で見極める
- おむつ代はサイズが上がるごとに1枚単価が上がる傾向
- 試供品や補助パッドの活用で無駄な買い替えを防げる